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ことのは
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吐く息は白く、吸い込むとわたしの中に夜が広がる。

わたしはそっと手を伸ばして、北極星とオリオンを喉の辺りでキラキラさせた。

人生のうちの、ほんの一瞬。

2つの星はパラパラとこぼれて、スカートを撫でて落ちていった。
 
# by sign_425 | 2008-12-17 00:57
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街中の電飾に興味がわかなくなった。

去年まであんなにはしゃいでいたのに、人は変われば変わるものだ。

他人事のような自分事に、「それがわたし」、そう思った。

何かの鮮やかさが失われ、隣の無彩色が幅を利かせることだってある。そう思った。
 
# by sign_425 | 2008-12-13 00:34
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彼女は白くて透明な感じがした。

裏も表も、そんなものは最初から無かったんだ。

結果として見える焼けるような夕陽は、きっとわたし自身なんだと思う。

わたしは今、わたしのスタートを切った。
 
# by sign_425 | 2008-12-11 17:13
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わたしはコンクリートの上にいた。

頬も耳も指先も、わたしのからだは深い藍の色に溶けていた。

安心したわたしはゆっくりとまばたきをして、小さく空気を吸いこんだ。

頭に残る鈍い痛みと、名前の知らない一等星だけが現実だった。
 
# by sign_425 | 2008-12-01 18:08
きみ

きみ、まっすぐな道。

わたし、曲がりくねった道。

ぼんやり光る、月がまぶしい。
 
# by sign_425 | 2008-09-18 01:35

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